top of page

タグ検索

​最新記事

Follow me

  • Facebook - White Circle
  • Instagram - White Circle

町内創造会議と玖珠人海戦術(仮)

|2017年からの動き

早いもので着任してから1ヶ月が過ぎ、今年もあと少しで終わります。

着任してからは町内や県内の市町を巡り、様々な人に出会い色々な話をする中でヒントになる言葉をたくさん聞く事が出来ました。

現在の僕の業務はざっくり「観光PR」となっているのですが、何を以て観光PRなのか分からなくなる事があります。

というか今も「これが観光PRだ!」という明確な答えは出ていません。

でも、僕が玖珠町に帰ってきた理由は明確で、消えてしまいそうな文化や町並み、実際消えてしまった町の景色を見て、あんまりにも寂しすぎるだろうと思ったからです。

正直、僕自身が出来ることはとても少ないです。

でも町にもその外にも色んな人がいて、それぞれ違った考えや生活をしていて、そういった様々なものを「繋ぐ」ことは出来るんじゃないかと思っています。

そして、これまで得た様々なヒントから、結局全ては「コミュニケーション」なんだと分かりました。

これからの活動の道筋というか、なんだかそういったものがこの1ヶ月で少しずつ見えてきたように感じています。

そして、それを僕ら世代が主動となってやることに意味があると思っています。

主観にはなってしまうのですが、僕ら世代にはなんだか尖っているというか、ぶっ飛んでいるというか良い意味でヤバい人が多いなと感じています。 これまで無かった動きをするのには凄いエネルギーを使います。そして、それには僕ら世代の力が絶対に必要です。

そうした人たちを繋げて色々な事をやっていけば、絶対に面白くなるし町は確実に元気になるはずです。

と、上手く纏まったようなそうでもないような感じになってしまったのですが、これらを踏まえて2017年からやりたいことを考えてみました。

|町内創造会議

まず、これまでずっと言ってきたアートプロジェクトの開催についてですが、いきなり「アート」というのは、受け入れのハードルが高い為、まずは身近なDIYや工芸などを通じて、創作・想像・妄想というものを近くに感じてもらおうと思いました。

そこで「玖珠で創造」をテーマに地域での創造の可能性を探るワークショップの開催を考えました。

タイトルは「町内創造会議(仮)」内容は各回ゲストを迎えて、テーマの「創る」に沿ったワークショップを開催。特にジャンルは問わずに何かしら作ればOKにしようかなと思います。

例題)DIY、工芸、絵画、料理、詩、etc

場所は森の本町にある酢屋の蔵、ポケットパークの蔵を活用し、その他にも町内で利用されていない空き家や空き店舗の活用を考えます。

こうした活動から、アートプロジェクトへゆっくりと繋がっていけば良いなと思っています。

既に同級生の工務店の3代目に協力要請をして、木材の廃材の提供や当日の技術支援などを約束してくれています。

玖珠町には北山田のきじ車や角埋神社の木鷽などの工芸・民芸品があるので、そういった物も絡めて町の歴史や文化も知ることができれば更に良いなと思います。

|玖珠人海戦術

「玖珠人海戦術(仮)」 と題し、「個」では実現できない、作品・風景などを町民の「集」の力で実現させるプロジェクト。

人口が少ないところが問題になってきている玖珠町ですが、しかし、少ないということは統制がとりやすいのでは?

イベント事(花火大会・童話際・農業祭など)で見る人の集まりは、普段の町の風景と比べると圧巻で異様な力を感じます。

その風景を何か形にできないか?と考え、個の力では出来ないことも、集の力でやればすごい事が出来る!

どうだ!玖珠町凄いだろ!!というところが見せたいと思いました。

小中高生や、保育園、幼稚園、福祉施設、役場などに出向いて協力をお願いして1人数個の物を作ってもらいます。

それで、暗い、とにかく暗い玖珠町の夜を照らす風景や作品を作ります。

そして、それを見ながらあそこは自分が作った、ここは私が作ったなんて会話をみんなで出来れば、今までなかった新たな繋がりなんかも出来てくるはずです。

また、これはゲリラ的にやっても面白いのかなと思っています。

人だかりだけが手がかりで、その先にはいつもとは違う風景が広がっていて、それは町民みんなの力で出来ている。

手法や内容はこれから詰めていく必要がありますが、ある目的に町民が集まって向かっていく事がしたいです。

|武家屋敷リノベーション

森地区には「上谷の武家屋敷」と呼ばれる民家形式の武家屋敷が残っています。

ですが、老朽化も激しく現在では立ち入り禁止となっていて、ただそこに建っているだけです。

こういった文化財をそのままにして朽ちさせるのはもったいないので、県内外の建築学科の高校生・大学生対象にリノベーションの場として提供して、新たな活用方法を考える。

地元の設計事務所や工務店、大工さんと連携してリノベーションプロジェクトを展開していく。

|玖珠町役バー

あとこれは多分怒られると思うですけど、役場のカウンターを利用して夜だけ職員がバーを開くのも面白いんじゃないかと思っています。

「玖珠町役バー」での飲み物のオーダー方法は、普段証紙の発券機が夜は飲み物の発券機に変わっているので、それで発券してオーダーします。

受付のカウンターで職員がバーテンをして、町民と夜な夜な町の事について語る。

地域の方の考えと役場の方の考えが、お酒の力で腹を割って話せると思います。

ちゃんと真面目にふざけて、しっかりとバーテンの研修をした職員がシェイカーを振ってたら絶対面白いと思います。

|行政と地域と協力

などと、このような考えは浮かんでいるのですが、言ってるだけではただの机上の空論なのでこれを役場に話して、地域でやらせてもらわなければならないので、これから色々な手続き・根回しが必要になります。

なので、思い立ったが吉日だと、12/14(水)に町長を交えた協力隊の活動報告会を早速セッティングしました。

また、これらを1人で実践していくのは絶対に不可能だと思うので、絶賛仲間集め中です。

とりあえず同級生に声をかけて今のところ集まったのは5~6人ですが、これからどんどん増えていくはずです。おそらく多分きっと。

これから玖珠町がどうなっていくのか、乞うご期待です。

また、進展があったらここで報告します。

地域編集ユニットの実験記録

bottom of page