|KusuCultureTours Vol.7を開催しました
年末年始から公私でバタバタしていて、気がつけばもう3月になってしまっていました。
今年に入って初めての更新になってしまいましたが、みなさま今年もどうぞよろしくお願いします。
先週になるのですが、02/21(水)に第7回目のKusuCultureToursを開催しました。
ツアーには別府市から吉松ちぐささんと寺澤佑那さん、広島県から石原悠一さんの3名が参加されました。
昨年から個人的に別府市の方との交流が増えて、距離的にも隣の隣の隣町に位置して意外と近かったりすることもあって、友人・知人が玖珠町に興味を持って訪れてくれることが増えてきました。
寒期に入ってツアーすることができなくて、最近やっと少し暖かかくなってきたので車で町内を回ることができました。
それでも山間部では道路脇にまだ雪が残っていて、本格的な春まではもう少しという感じでした。
今回は今までに巡っていない新しいスポットの「隼人権現 吾清霊社」「スポーツプラザ太陽」に行きました。
まずは第5回目にも巡っている「かまどヶ岩」へ向かいました。
道中「立羽田の景」に立ち寄って景色も楽しんでもらいながらスタートしていきました。
この場所は、本当に静かで厳かな空気が流れています。
昔から地域の人に大事に守り続けられている場所で、洞窟内に祀られた地蔵や壁面に掘られた文字などから当時の生活の風景を想像することができます。
「かまどヶ岩」を後にして次は元畑(もとばた)という地域にある「隼人権現 吾清霊社」に向かいました。
「隼人権現 吾清霊社」(はやとごんげん ごせいれいしゃ)は、神様を祀る神社ではなく、人を祀っている霊社というあまり聞きなれないかもしれない場所です。この霊社が建てられたのには一つ悲しいエピソードがあります。
その昔、勇敢な村上兄弟が窮地の森藩久留島公を助けたことで藩士として召し抱えられ、信頼と寵愛を受けた事により、それを妬んだ他の家臣に無実の罪をきせられて切腹となったそうです。その後、変事が続いたことで無実に気が付いた藩主の命により、霊を慰めるために現在の地に社殿を建てたという事が伝えられています。 この霊社は昨年玖珠町に帰ってから、色々と気になる場所を巡っていた時に見つけた場所でした。
実家からもそこまで離れた場所ではなかったのですが、帰るまでは場所もこのエピソードも知りませんでした。
近隣の方以外はこのことを知っているんだろうか。そんな風に考えてしまうスポットはどんな町にもたくさんあると思います。
綺麗に整備をされていて近くにはお土産屋さんなんかがあったりする、いわゆる一般的な観光地よりも
僕はこうした歴史や人が紡いできた場所の方が好きだし、やっぱりこういう場所にこそ人を連れて行きたくなります。
「隼人権現 吾清霊社」を後にして「伐株山」「豊後森機関庫公園」の玖珠町の2大鉄板スポットに向かいました。
「伐株山」はツアーに絶対組み込むようにしています。町の全貌が綺麗に眺めることができるので、さっきまでいた場所やこれから向かう場所を来た人に体感してもらうことが出来るのと、単純に気持ちが良いからです。こればっかりはもうほとんど自慢してるような感じです。それに、大人が夢中になれる遊具もあるので毎回来た人にも満足してもらえています。
この日もパラグライダーが気持ちようさそうに飛んでいました。
山を降りて 「豊後森機関庫公園」へ向かいました。
機関庫と転車台を見た後は、併設されている「機関庫ミュージアム」に時間外だったのですが、館長の心遣いで入れてもらえました。
今、ミュージアムでは実は機関庫がとあるアニメの聖地と化していることから、ファンの方がグッズをご好意で置いて帰っていく現象が起きています。関西や関東の方からも来てくれているようでアニメの力に驚かされています。
最後に機関庫ミュージアムの館長が本業でやっているスポーツショップ「スポーツプラザ太陽」へ向かいました。
ここは僕が中学生の頃に部活でやっていた、野球のグローブやスパイクを買ったりしていたお店です。 今でも普通にスポーツ用品を売っているのですが、機関庫公園の周りに観光客が徐々に増え始めたことで、館長が独自に店内でソフトクリームの販売を始めています。
スポーツ用品に囲まれながらソフトクリームを食べるという、なかなか体験することのできないシチュエーションを味わえます。
しかも、文句のつけようがないぐらい美味しいです。興味のある方にはぜひ一度立ち寄ってもらいたい場所です。
|これからのこと
今後の予定についてですが、04/01(日)に角牟神社(つのむれじんじゃ)で「鷽替え(うそがえ)」という神事があるので、それに参加するツアーを企画予定です。
10:00~スタートになるので、結構朝が早くなりますが、人数が集まらなくても個人的に行くつもりなので、最悪ツアー形式で様子をお伝えします。
ちなみにこれが角牟神社の「木うそ」になります。
日本各地の鷽替えを調べてみましたが、個人的に角牟神社の木うそが一番可愛い気がします。
なんでも拝礼が終わった方から早いもの順で木うその授与が始まるらしいので、個性的な木うそはすぐ無くなってしまうとのことです。
初穂料が一体あたり200円~500円になるらしいです。
また、時期が近づいたらFacebookの方でイベントページを作成するので、そちらから参加申し込みをよろしくお願いします。
「鷽替え」自体は毎年4月の第一日曜日に開催と決まっているのですが、今年はエイプリルフールに被るという奇跡的な日程なので今からとてもワクワクしています。