|KusuCultureToursを開催しました
これまで実施してきた『KUSU TSUMUGI』は玖珠に住んでいる「ヒト」に着目をした企画で、
先日紹介した『KusuCreativeSession』は玖珠で「モノ」を創造する企画になります。
これらとは違った視点で玖珠町の歴史・文化などの「コト」に特化した何かが出来ないかと考え、玖珠町中の歴史や文化が香る場所を少人数で巡るツアーを企画しました。
それが『KusuCultureTours』になります。
|KusuCultureTours Vol.1
第1回目はアートマネジメント講座で知り合った大分市の3名を案内しました。「伐株山」「機関庫公園」「荒木邸」「栖鳳楼」などに行き、その場所にまつわるエピソードを話しながら玖珠町を巡りました。この日のために数日間みっちり玖珠町の歴史や文化のことを調べて、そのことを話したくてうずうずしていたのをよく覚えています。今の自分たちが立っているこの土地は、考えたら当たり前なのだけど先人たちが暮らし、ずっと続けてきた生活が積み重なった文化が息づいているのだなと改めて感じました。
|KusuCultureTours Vol.2
第2回目は別府市から2名、豊後大野市から1名、玖珠町から1名の参加者が来てくれました。
当日は天気がとても良くて思わず伐株山に長居してしまいました。この回から昼食に前回のワークショップでも提供している『カレーライス月曜日』のカレーの提供を始めました。
|KusuCultureTours Vol.3
第3回目は2回目に参加された方の紹介で、落語家の月亭太遊さんが来てくれました。この回は1対1のマンツーマンスタイルでのツアーになりました。太遊さんは玖珠出身である児童文学者の久留島武彦に興味を持ってくれていて、日本全国で童話の読み聞かせをしていた久留島武彦に同じ話芸を用いる噺家として感じるものがあったようでした。
天気も良かったのでこれまでには行ってなかった滝も巡って、個人的に玖珠町で一番ディープな場所だと思っている「石田ビル」にも行きました。ハンドメイドレザークラフトショップの「Guilty Leather Factory」、玖珠出身・在住のアーティスト国本泰英さんのアトリエを訪問しました。国本さんと太遊さんとで久留島武彦トークが異様に盛り上がって楽しかったです。
|これからのこと
個人的な見解ですが、これまで玖珠町の観光を紹介しているは50~60代の方が支配的で、それも20~30名の大人数の規模で来られていて1人ひとりに内容の濃い体験がさせられていなかったのではないかと考えています。
僕が実施しているツアーでは2~3名のごく少人数を対象にして、スケジュールにも柔軟性を持たせることが可能で、1人ひとりにしっかりと玖珠町のストーリーを聞いてもらうことが出来ます。
こうやって玖珠町のファンを確実に増やしていくことが大切だと感じています。
また、参加者の年齢層も20~40代と確実に若返りをしており、こうした次世代の方が玖珠町を見ることによって、これまでにない発見や新たな動きが起きていくのではないかと期待をしています。
この企画はこれからもずっと続けていくので、もし参加を希望する方がいれば気軽に連絡をください。
基本的に日程は参加者の都合に合わせることが可能です。参加の検討よろしくお願いいたします。